地域や行政の
いまが見える「これからを描ける。

自治体ビッグデータの分析と可視化を実現する
行政情報分析基盤 for LGWAN-ASP

自治体のデータ利活用には、課題がいっぱい…

ビッグデータを
活用したいが
どうすればよいか
わからない
個人情報を含む
データを分析したいが
適切な取り扱いや
セキュリティが難しい
BIツールを導入したいが
自治体向けのツールが
見つからない
BIツールの
運用負荷や
ランニングコストが
重すぎる

その課題、行政情報分析基盤
for LGWAN-ASP が解決します!

少子高齢化などによって社会構造が大きく変化し、住民ニーズが多様化していく・・・これからの地方自治体は、経験したことのない環境で行政サービスを提供していかなければなりません。そのためには、自治体のデータを活用し、地域や行政の動向・特性を的確に把握することが不可欠です。

「行政情報分析基盤 for LGWAN-ASP」は、地方自治体の業務で蓄積されていく膨大なデータを容易に分析できるサービスです。分析結果はグラフや地図を活用したわかりやすいレポート画面で見える化されるため、データに基づく適切な政策立案や行政サービスが可能になります。

行政情報分析基盤
for LGWAN-ASP の紹介動画

自治体通信ONLINE 掲載記事紹介

<兵庫県姫路市様の取り組み>

人口が減少するなか、いかに限られた財源や職員で効果的な自治体経営を行っていくかが重要視されている。そのためには、カンや経験に頼らず、科学的データにもとづいた政策立案が肝要だ。姫路市(兵庫県)は、平成28年度から行政情報の分析を行うための基盤構築を開始し、データを活かした自治体経営に取り組んでいる。同市の担当者3人に、その詳細を聞いた。

仕組みと特長

仕組みと特長

自治体に特化したデータ分析

自治体業務に関わってきた長年の経験とノウハウをフル活用し、自治体ならではのセキュリティ要件や業務環境にフィットしたビッグデータ分析基盤を提供します。

サーバの
運用管理は不要

LGWAN(総合行政ネットワーク)のASPサービスを利用するため、サーバの構築や運用管理は不要。短期間での導入を可能にし、運用負荷を軽減できます。

個人情報をしっかり保護

個人情報を含むデータはデータベース格納前に抽象化され、レポート出力時には分析結果にしきい値を設定できるため、個人情報の漏えいをしっかり防ぐことができます。

強固な
セキュリティ

インターネットから分離されたLGWAN 回線を利用するため、総務省が推奨する「自治体情報システム強靭性向上モデル」に対応した、強固なセキュリティを実現します。

わかりやすい
レポート画面

表組みだけでなく、さまざまなグラフや地図情報を活用したレポート画面を用意。データ活用やICT に詳しくない人でも、行政情報を容易に把握し、活用できます。

ミクロな
分析が可能

自治体全体の動向だけではなく、地域ごと・テーマごとに分析結果を細かく掘り下げることができ、各地域の特性を正確に把握した適切な行政サービスが可能になります。

導入効果

政策に必要な分析精度の向上

今後、人口規模が縮小し、労働力や財源が限られていく中で適切な投資判断を行うためには、データに基づく精緻な現状把握や課題分析による効果的な政策立案・評価が、これまで以上に必要となってきます。個人情報を含む行政データの分析基盤を整備することにより、これまで数時間から十数時間かかっていたデータの収集・分析作業が数分でできるようになり、しかもさまざまな分析やシミュレーションを容易に行うことが可能になります。
政策に必要な分析精度の向上

行政サービスの品質向上

これまでの行政サービスは、多くの場合、住民のニーズを比較的大まかに捉えて提供されてきました。しかし実際は、同じサービスであっても、対象となる世帯や地域の置かれた環境や条件によって、必要とされるサービスの内容は異なってきます。行政情報分析基盤 for LGWAN-ASPを活用することによって、さらに細やかで精度の高い情報を把握することができ、各世帯・各地域のニーズやタイミングに合わせてより適切な行政サービスを提供することが可能になります。
行政サービスの品質向上

行政サービスの生産性向上

従来、紙ベースで行われてきた業務をデジタルデータをベースにしたものに変換し、コンピュータにできることを人にさせないようにすることで、行政職員の生産性は大幅に向上します。行政情報分析基盤 for LGWAN-ASPを利用すれば、行政職員は煩雑なデータの集計・分析から解放され、精度の高い分析データを容易に入手できるようになります。また、行政関連施設の業務ログを分析することにより、データに基づく行政サービスの効率化や適切な人員配置計画なども可能になります。
行政サービスの生産性向上

レポート画面

多彩なレポート画面は、分析結果をグラフや表組で提供することはもちろん、地図情報と重ねて表示することによって、誰もが視覚的・直感的に把握できるように工夫されています。また、各レポート画面は、年度、年齢、地域といった任意の条件で加工することができます。

人口分析

人口減少や高齢化が進展する中、政策を立案する際には人の動きを正確に捉えることが不可欠です。行政情報分析基盤 for LGWAN-ASP を利用すれば、「任意の時点や場所」「過去から現状への推移」「地点間移動」など、さまざまな視点での分析ができるようになります。自治体全域はもちろん、各地域ブロックや小中学校区単位など、よりミクロな行政区画で人口分析や住民異動(転入・転出・転居)分析を行うことも可能です。
人口分析
用 途
  • 自治体データを活用した各地域の特性・課題・ニーズの正確な把握
  • 客観的データに基づく適切な政策立案と行政サービスの提供 …など

予測機能

将来の人口予測を住民記録データの異動情報よりコーホート要因法を用いて「生残率」「出生率」「純移動率」を計算しているため、より精緻に分析することが可能となります。また、地域を絞った予測を行えるため、都市部や山間部などの地域特性を考慮したシミュレーションが可能となり、地域に合わせた政策立案を実現できます。
用 途
  • ミクロ(地域)での人口シミュレーションによる、都市部・山間部などの地域特性を考慮した分析が可能
  • 緻密な人口予測による精度の高い政策立案や決定が可能  …など

子育て分析

住民基本台帳データを子育てデータや税データなどとクロス分析することにより、将来の入園希望児童数を地域別に割り出し、保育所などの適正配置計画や保育士不足の予測に活用することができます。また、データに基づく計画的な取り組みを行うことにより、待機児童の解消や施設運営の透明化など、子育てのしやすい魅力的な地域づくりが可能になります。
用 途
  • 保育所・幼稚園等の適正配置
  • 待機児童の解消
  • 保育士不足の予測  …など

特定健診分析

特定健診データを分析し、地図情報等と重ねることによって、地域ごとの受診率などをわかりやすく図示できます。現状を分析することにより、特定健診の受診率向上、ひいては住民の健康状況の向上をめざすことが可能になります。
用 途
  • 地域ごとの適切な受診率向上施策
  • 診断内容の傾向に基づく住民の健康状況向上  …など

介護保険分析 NEW

要支援・要介護者データを、「地域別」「年齢別」「地域包括支援センター別」等の切り口で利用者数や給付額の分布を分かりやすい形に可視化し、現状を分析することが可能になります。 また「認知症」の要介護者に焦点をあてて分析することもできます。 要支援・要介護者の現状を分析することで、今後さらに高まる介護ニーズに向けて、介護サービス水準の確保や介護施設の適正配置等の計画などに活用することができます。 
用 途
  • 介護施設の適正配置
  • 介護ニーズの現状把握と予測
  • 介護保険料見直しに向けた検討  …など

コンビニ交付分析

「いつ」「どの地域の住民が」「どのコンビニで」証明書を出力しているのか詳細に可視化することが可能です。また、マイナンバーカード保有率についても地域や年齢の切り口で分析が出来るため、マイナンバーカードの保有率が高くコンビニ交付が普及していない地域などピンポイントで啓蒙活動を実施することも可能となります。
用 途
  • コンビニ交付利用状況の把握
  • マイナンバーカードによるコンビニ交付率の分析、地域へのコンビニ交付普及の施策検討  …など

業務ログ分析

市役所、支所などの業務データを分析することにより、例えばバス路線が住民ニーズに合致しているか、出先窓口の設置場所が適切か、道路整備の不十分な場所がないか、高齢単身世帯・子育て世帯が多い地域はどこかなど、さまざまな課題を正確に把握することができ、行政サービスにおける住民の利便性向上や効率化などを実現できます。
用 途
  • データに基づく適切な人員配置計画
  • 行政サービスの利便性・効率化向上  …など

ダッシュボード

自治体全体の動向をまとめたダッシュボードで、最新の人口異動情報をひと目でキャッチアップできます。各部署が最新の基礎データを参照する際に、担当所管課に問合せをする必要がありません。
ダッシュボード

※ 表示されているデータはすべてデモデータです。

セキュリティ

個人情報を安全に取り扱うため、データの抽象化や出力結果の制御により、情報漏えいや個人の特定を防止できるようになっています。

行政情報分析基盤 for LGWAN-ASPでは、住民の大切なデータを取り扱うため、様々なセキュリティ配慮を講じています。
LGWAN回線を利用することで、インターネット回線とは隔離され、情報の流出リスクを低減しています。また、個人が特定されてしまう恐れのあるデータに対し、データ抽象化加工や番号変換処理等を行い分析データとして保持するため、万が一、データが流出した場合においても悪用される可能性が低くなります。さらに、データの組み合わせによっては個人が識別される可能性もあるため、出力結果を制御する仕組みを準備しています。

データの抽象化

行政情報分析基盤 for LGWAN-ASP では、分析データベースにデータを格納する前にデータの抽象化を実施。分析レポートから個人を特定できないようにするため、宛名番号、住民番号、世帯番号など、基幹系システム上で直接個人と結びつく項目には不可逆的な番号を生成した上で分析データベースに登録しています。もちろん、格納前の元データと突合することもできません。

データの抽象化

出力結果の制御

データの抽象化は個人の特定を避けるために有効な手法ですが、分析データベースに格納されたデータの組み合わせと抽出条件により、レポート出力時に「よく見れば個人を特定できる」というようなデータが抽出されてしまう場合があります。行政情報分析基盤 for LGWAN-ASP では、レポート出力結果のしきい値を「ユーザー」「グループ」の単位で設定し、データの抽出を制御することができます。この機能を活用すれば、個人の特定につながるデータを非表示にしてレポートを出力することが可能になります。

出力結果の制御

※ 表示されているデータはすべてデモデータです。

総務省「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブック Ver.1.0」に
行政情報分析基盤 for LGWAN-ASPの取り組みが紹介されています!

「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブック Ver.1.0」は地方公共団体が、個人情報の保護にも配慮しつつ、その保有するデータを部局・分野横断的に活用して効果的な政策立案や住民サービスの向上等に取り組むための手引書です。姫路市様において当社の「行政情報分析基盤 for LGWAN-ASP」を活用いただいた事例が詳しく紹介されています。ぜひご一読ください!

総務省「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブック Ver.1.0」に行政情報分析基盤 for LGWAN-ASPの取り組みが紹介されています!

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